六甲自然案内人の会主催、キノコ観察会報告

 見出しの観察会が6月8日に六甲山系の再度公園で行われました。この観察会には2年前から兵庫きのこ研究会がインストラクターとして協力しています。
 今回の参加者は約40名弱で内6割強が一般募集の参加だったようです。インストラクターは中嶋氏、田中氏、及び山上の3名が担当し、古岩井氏が補佐を務めてくれました。
 3班に分かれて観察に出発し、キノコを見つけるごとに立ち止まって説明を行いました。
各班別々のルートを回り、お昼の集合時間には約56種のキノコが集まりました。
 昼食を挟んで始まった説明会では、熱心な方が多くメモを取る方や質問をする方が多く見られ、兵庫きのこ研究会の定例会よりも数段上の活気が感じられました。
 キノコに対して一定の見識を待たれる方が一人でも増えるという事は嬉しいことです。
 今後においても、観察会の依頼等が有れば快く引き受けるとともに、会の中から1人でも多くインストラタクターを引き受ける事の出来る会員を育てる事も大切だと思います。
 一定以上のキノコの知識を持つ会員は多く育ちましたが、多くの人の前で物おじする事なく喋る事が出来る強い心臓の持ち主は少ないものです。
文&写真:さんじょう