兵庫きのこ研究会

修法ヶ原定点観察会(2006.8.20)

 

この酷暑、参加してくれる人は少ないかなと思っていましたが、とんでもない大勢の会員の参加がありました。 土曜日の雨にちょっと期待したのに、乾ききった大地には数滴のしずくでしかなかったのでしょうか、テーブルに並べられたキノコには硬質菌が多い。熱心に図鑑を引きながら付箋紙にキノコ名を書いているk西さんの息子さんの姿に「こんな若い子が増えてくれたら、会の将来は安心だ」と後ろの方でどなたかがつぶやいた。たしかに・・。
 同定の中でシュタケとヒイロタケの観察ポイントが話されました。表面を見ただけでは判らない両種も、シュタケが北方系のキノコでヒイロタケは南方系のきのこ。管孔の大きさに違いがあるそうでシュタケの管孔の方が大きいそうです。 するとこのあたりで見かけるのは南方系のヒイロタケですね。 毎回わかりやすい言葉でポイントを説明してくれるのでとても覚えやすい。次回も楽しみです。
 今日はHさんが娘さんとお孫さんを連れて参加してくれました。また来てくださいね。 (文/KIMATA氏)

 

同定中

(写真/KIMATA氏)

同定台

(写真/さんじょう氏)

 

噴火寸前

(写真/さんじょう氏)

 

いつも元気な硬質菌

(写真/買うとく)

 

何か出るかな?

(写真/KIMATA氏)

 

ないね〜

(写真/買うとく)

 

 

山崎さん!それは何?

(写真/KIMATA氏)

 

ツクツクボウシタケ

(写真/さんじょう氏)

 

 

2006年8月度 修法ヶ原観察記録

天候:晴れ
参加者:23名
28種同定

 

和 名

科 名

備 考

1

マツオウジ

ヒラタケ科→サルノコシカケ科

 

2

トキイロヒラタケ

ヒラタケ科

 

3

ワサビカレバタケ

キシメジ科

 

4

ナラタケモドキ

キシメジ科→ホウライタケ科

 

5

ハイチャヒダサカズキタケ

キシメジ科

 

6

ヒメカバイロタケ

キシメジ科

 

7

フクロツルタケ

ヒラタケ科→キシメジ科

 

8

アセタケ属の一種

フウセンタケ科

コブミノオオトマヤタケ or オオコブミノトマヤタケ (candycap氏)

9

ニワタケ

ヒダハタケ科→ヒロハアンズタケ科

  

10

オオアワタケ(仮称)

イグチ科

 

11

スエヒロタケ

スエヒロタケ科

 

12

ヒイロハリタケ

コウヤクタケ科→マクカワタケ科

 

13

ウチワタケ

サルノコシカケ科

 

14

ヒイロタケ

サルノコシカケ科

 

15

アミスギタケ

サルノコシカケ科

 

16

シロハカワラタケ

サルノコシカケ科

 

17

ホウロクタケ

サルノコシカケ科

 

18

ホウネンタケ

サルノコシカケ科

 

19

ウズラタケ

サルノコシカケ科

 

20

カワラタケ

サルノコシカケ科

 

21

ヒトクチタケ

サルノコシカケ科

 

22

ウズタケ

サルノコシカケ科→タバコウロコタケ科

 

23

ワヒダタケ

タバコウロコタケ科

 

24

アズマタケ

タバコウロコタケ科

 

25

ツチグリ

ツチグリ科→ニセショウロ科

 

26

エリマキツチグリ

ヒメツチグリ科

 

27

アラゲキクラゲ

キクラゲ科

 

28

ツクツクボウシタケ

バッカクキン科

 

 

 

作成 買うとく